こんにちは。
阪急芦屋川駅すぐ
いわもと歯科・矯正歯科
院長の岩本です。
歯周病は
『40代、50代以降の病気』
と思われがちですが、
実は妊娠中の方がかかりやすい歯周病もあります。
今回は
妊娠性の歯周病と
その影響についてご紹介いたします。
歯周病はいくつかの『歯周病菌』が
引きおこす病気ですが、
一部の歯周病菌は、妊娠中の女性ホルモンが
原因で増えるものがあります。
妊娠中は、女性ホルモンが
お口の中でも増加することにより
歯周病菌の活性が上がり、
歯周病が進行しやすくなります。
急に歯ぐきから出血が多くなったり、
腫れたような感覚になられる方も
いらっしゃいます。
また、妊娠中のつわりなどで
歯ブラシの頻度が下がったり、
奥の方まで磨きにくくなることも
歯周病の悪化させる一因になることもあります。
妊娠中の歯周病は
早産や低体重児出産の可能性が高くなる報告もあります。
歯周病に対する歯石とりや、クリーニングは
妊娠中でも可能な内容もございます。
つわりのひどい方は、
安定期に治療を進めることも可能です。
まずは健診で歯周病・虫歯など含めて、
お口の中の状態を
しっかりと把握することが重要になります。
芦屋市では妊婦さんに向けた歯科健診も実施されています。
https://www.city.ashiya.lg.jp/kenkou/ninpushika.html

芦屋市在住の妊婦さんは、
当院で妊婦歯科健診が受診可能ですので、お気軽にご相談ください。