こんにちは
阪急芦屋川駅前
いわもと歯科・矯正歯科
院長の岩本です。
本日は夜間就寝時にオススメの
マウスピース（ナイトガード）
についてご紹介いたします。
・ 朝起きた時にアゴが疲れた感じのする方
・ 歯がしみやすい方
・ 根の治療をしている歯が多い方
・ 夜間の歯ぎしりを指摘されたことのある方
・ 歯のすり減りが気になる方
・ アゴが痛い方
にとってオススメなのがナイトガードです。
夜間の歯ぎしりについて
一般的に体重の数２〜５倍の力で食いしばると
言われております。
例えば体重60kgの方の場合
120〜300kgの力でということになります。
すごい力ですよね。
また、寝ている時以外に歯と歯が
接触しているのはお食事の時ですが
この時にかかる力は10kg以下で
時間としては30分にも満たないと
言われております。
起きている時間と比較して
それだけ就寝時には無意識のうちに
過剰な力が加わっており、
結果として
・ 歯がしみる
・ 歯が欠ける、割れる
・ アゴが痛む
といった症状に繋がってしまいます。
特に根っこの治療をした歯は、
歯の根っこが割れるリスクが高く、
割れてしまった歯への根本的な治療は
抜歯となってしまいます。
これを守ってくれるのが
硬い樹脂で作られたナイトガードです。
実はナイトガードには
柔らかいもの（ソフトタイプ）と
硬いもの（ハードタイプ）
がございます。
当院でナイトガードとして用いているのは
ハードタイプになります。
（保険治療 ３割負担の方で約5,000円）
硬いものといっても歯よりは柔らかいので
食いしばり、歯ぎしりがあっても
歯が削れることはありません。
ちなみにですが、ソフトタイプは、
筋活性が上がると言われていますので
夜間用ではなく、
スポーツ用のマウスピースとして
当院ではオススメしております。（保険適応外）
かみ合わせの不調和は、
歯やアゴに負担がかかるだけでなく、
頭痛や肩こりなどの
体全体の不調和につながることもあります。
そのため、適合がしっかり合った
マウスピースを入れて
細かな調整の調整を行なっていくことで
お身体の不調も改善する場合もございます。
注意点 ：
特に使い始めの時期は違和感があり、装置を入れることで寝苦しく感じられる方が稀におられます。その場合、薄く調整したりすることで改善する場合もございますのでご相談ください。
ご使用に合わせてマウスピースがすり減りますので定期的なチェックの際にナイトガードの調整が必要となる場合があります。
耐用年数は歯ぎしりの程度にもよりますがおよそ２〜３年です。
歯がしみたり、アゴが疲れる以外にも
頭痛、肩こりの原因は
夜間の食いしばり、歯ぎしりが原因かもしれません。
心当たりのあられる方は是非一度
スタッフまでご相談ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
監修者情報
歯科医師 岩本 浩樹
生まれ育った芦屋に根ざし、患者さまと心の通った歯科治療を目指しております。
お子様には将来のお口のトラブルが少なくなるような矯正治療を、大人の方には治療結果が長持ちする精密治療を得意としており、幅広く皆様のお口の健康に貢献いたします。
所属・資格
- 日本矯正歯科学会
- 臨床歯周病学会
- 芦屋市歯科医師会
- 日本歯科医師会
- 日本口腔インプラント学会
- 日本先進医療機関JIADS
- 大阪口腔インプラント研究会所属
- インビザライン認定ドクター
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