芦屋の歯医者
いわもと歯科・矯正歯科
歯科衛生士の和藤です。
食の欧米化が進み、
現代人は昔の人に比べて
食事の際に噛む回数が
かなり減っていると言われています。
前回は噛むことのメリットについて
ご紹介いたしました。
同じような食事内容でも、
- 食材の切り方
- 調理の方法
- 材料選びによって
噛む回数が大きく変わります。
今回は噛む回数が多くなる食事方法を
5つご紹介いたします。
①噛みごたえのある食材を選ぶ
- 白米→玄米
- やわらかいパン→フランスパンやトースト
- ひき肉→塊肉や骨付き肉
- 煮込み野菜→生野菜や繊維の多い野菜
など、噛みごたえのある食材に変えるだけで
噛む回数が多くなります。
また、
- ハンバーグやつくねなどに繊維質の多い蓮根や椎茸などを一緒に入れる
- おにぎりは海苔を巻く
- トーストは野菜や卵を挟んでサンドイッチにする
など、調理方法を少し工夫することで、
簡単に噛む回数を増やすことが出来ます。
こちらの表を参考に、
咀嚼回数の多いものを
普段の食事に取り入れていただくのも
おすすめです。
②食材を大きく切る
お子さまが食べやすいように、
野菜を細かく刻んだり、
お肉を一口サイズに切っていませんか?
食べやすくなることで、
前歯で噛み切る力や
奥歯で擦り潰す力が弱くなります。
食材は大きめに切り、
自身の歯で一口サイズに噛み切って
奥歯で擦り潰す工程がとても大切です。
③加熱時間を短くする
長時間煮込んだ料理は、
味が染み込んでとても美味しいですよね。
しかし、煮物などは
噛む回数が少なくなると言われています。
煮物には
こんにゃくや繊維質の多い野菜を入れたり、
付け合わせにはサラダ・お漬物など
食感のあるものを選びましょう。
④水分を少なくする
水分の多いものは、やわらかくなり
噛む回数が少なくなります。
お魚はフライにしたり、
カレーライスはドライカレーにすることで
噛む回数を増やすことが出来ます。
前回のブログでもご紹介していますが、
食事の際に噛む回数を多くすることによる
メリットは沢山あります。
是非普段から噛む回数が多くなる食事を
意識してみてください♫
最後までお読みいただきありがとうございました。
監修者情報
歯科医師 岩本 浩樹
生まれ育った芦屋に根ざし、患者さまと心の通った歯科治療を目指しております。
お子様には将来のお口のトラブルが少なくなるような矯正治療を、大人の方には治療結果が長持ちする精密治療を得意としており、幅広く皆様のお口の健康に貢献いたします。
所属・資格
- 日本矯正歯科学会
- 臨床歯周病学会
- 芦屋市歯科医師会
- 日本歯科医師会
- 日本口腔インプラント学会
- 日本先進医療機関JIADS
- 大阪口腔インプラント研究会所属
- インビザライン認定ドクター
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